岩手県江刺に薪ストーブ設置工事に行ってきました。
今回は草葺屋根でのストーブ設置工事になります。
現場調査に伺った際は雪が降る中でした。赤い板金屋根で隠れていますが中は草葺です。
こちらの建物は中古で購入されたそうです。施主様はお若い方で、歴史ある建物がこうして引き継がれるのはいいですね。
そして、こういう建物こそ暖房能力が高い薪ストーブが活躍します。
しかし、草葺の屋根というのは施工が難しいものです。
施主様の薪ストーブを設置したい!という希望を叶えるため考慮した結果、
茅が少ない煙出しの所から煙突をチムニーフラッシングタイプで抜きました。
煙突囲いは建物のデザインにあったデザインにしたので違和感なく納まったと思います。
小屋裏はこんな感じです。
立派な草葺ですね。
小屋裏で曲り管を使って、ストーブの設置希望場所に煙突をつなげました。
設置した薪ストーブは中古のFA265です。
中古ですが大事にお使いになれば薪ストーブはそうそう壊れません。
やはり予想通り大変な現場でしたが、施主様の喜ぶ姿をみて癒されました。
寒い冬もこの薪ストーブで楽しく生活できることを願っています。